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変化する「母親・父親」...

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変化する「母親・父親」を表す英語
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小さい頃、自分の親を「パパ・ママ」と呼んでいても、成長し大人になると人前では「父・母」と呼び方を変えるのが日本ではごく一般的ですが、英語でも年齢やその場のシチュエーションに合わせて呼び方が変化します。今回は、年齢や状況に合わせて使い分けをする英語の「父親・母親」の呼び方をご紹介します。
 
 
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1) Mommy / Daddy
→「ママ / パパ」
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この表現は、日本語の「ママ・パパ」に似ています。基本的に子供が使う言葉ですが、大人になってからも娘が父親におねだりしたり、パパっ子な女性が使ったりすることはありますが、男性が大人になってから「Mommy/Daddy」と呼ぶのはかなり違和感があります。
 
✔日本人がMammyと書いているのをよく見かけますが、正しくはMommy。逆に、Daddyはaを使うので注意が必要。
 
<例文>
 
Daddy, will you *please* buy me that car for my birthday?
(パパ、お願いだから誕生日にあの車を買って!)
 
Mommy, more milk please.
(ママ、牛乳おかわりちょうだい。)
 
Mommy, do I have school today?
(ママ、今日は学校あるの?)
 
 
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2) Mom / Dad
→「お母さん / お父さん」
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アメリカではもっとも一般的な呼び方であり、日本語の「お母さん・お父さん」と同じ響きを持ちます。家族内では「Mom / Dad」=「自分の母親・父親」で通じますが、家族以外の人に「自分の母親・父親」の話をする場合、必ず「My mom / My dad」のように、Myを加える必要があります。例えば、友達に「Mom said…」と言うと、友達は「私のお母さんのこと?」と混乱するので、この場合はしっかりと「My mom said...」と言いましょう。
 
<例文>
 
Dad said I can use the car today.
(今日は私が車を使っていいってお父さんが言ってたよ・・・※兄弟同士の会話)
 
My mom makes the best chocolate chip cookies.
(僕の母親は最高に美味しいチョコチップクッキーを作るんだ・・・※友達との会話)
 
This is my dad’s friend from work.
(この方は父の会社の友人です。)
 
 
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3) Mother / Father
→「母親 / 父親」
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両親を呼ぶ最もフォーマルな言い方で、日本語の「お父様・お母様」に近いです。非常に丁寧な呼び方なので、職場の人や目上の人に自分の両親の話をするときに、「My mother/father」を使うといいでしょう。
 
<例文>
 
I heard your mother was in an accident. Is she alright?
(お母さまが事故にあったと聞きました。大丈夫ですか。)
 
My father introduced me to this company.
(父がこの会社を紹介してくれました。)
 
Sir, your mother called while you were out.
(外出されているときに、お母さまからお電話がありました。)
 
 
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4) Mother-in-law / Father-in-law
→「義母・義父」
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「Mother-in-law / father-in-law」は「義母・義父」のことを表します。直訳で「法律上の父母」を意味し、血はつながっていないものの、結婚をしたことによって国としては家族として認める、という考えから来ていると思われます。
また、「義母・義父」のことを「Mother / Father-in-law」と呼ぶのではなく、家族以外の人に「義母・義父」のことについて話す時にこの表現が使われます。 相手の家族と非常に良い関係を持っていれば「義母・義父」を「mom / dad」と呼ぶことができますが、一般的に「義母・義父」は相手のファーストネームで呼びます。
 
✔ちなみに、義理の家族は全体的に「-in-law」を付けて表す。Sister/brother-in-law, son/daughter-in-lawなど。
 
<例文>
 
You are from Morioka? My father-in-law is also from there.
(盛岡出身ですか?義父も盛岡出身なんです。)
 
American women also have struggles with their mother-in-law. I think it’s a worldwide issue.
(アメリカ人女性も姑との付き合いに戸惑っています。世界中の問題でしょうね。)
 
My sister-in-law is getting married next weekend.
(来週末、義理の妹が結婚します!)
 
 
 
 
 
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About author
みなさん、こんにちはっ!Hapa EikaiwaのJunです。 母親が日本人、父親がアメリカ人のロサンゼルス生まれ育ちのハーフです。幼い時期から両文化で育ってきた僕は教育も日米両方受けてきました。カリフォルニア州にあるUC Santa Barbara大学を卒業し、交換留学で一年一橋大学で大学生活を送りました。その後、石川県内灘町役場で国際交流員として赴任し、2年間の勤務を経て、ロサンゼルスへ帰国。2011年に英会話学校「BYB English Center」をアーバインで開校しました。 文化、習慣、教育、考え方から人間関係を両方体験してきた僕は英会話を勉強されている皆さんに少しでも役立つようこのページを始めました。言語と文化は切り離せない!だからこそ英語だけでなく、文化を取り入れた多くの表現、知識、ローカル情報をご紹介していきたいと思います。 HAPAとは? 混血のことをハーフやミックス(最近はダブルともいいますね)と日本ではよく表現されますが、ロサンゼルス(カリフォルニア州)では「HAPA」と呼ぶことも一般的です。HAPAは元々ハワイから由来した言葉で「半分」または「一部」を意味します。その名の通り「Hapa Eikaiwa」=「ハーフがお伝えする英会話」です! ☆無料メルマガ配信中☆ 毎朝6時配信【1日1分1フレーズ!アメリカン雑談集】 アメリカ人と雑談をする時に不可欠な日常フレーズが学べる、Hapa Eikaiwaがお届けする無料のメールマガジンサービスです!時代遅れの日常表現を完全に省いた「現在」の日常フレーズをご提供します。「英語学習はしたいんだけど、中々時間が・・・」と悩んでいる方に、ぴったりのメルマガです。1日1分1フレーズなので仕事前に、通勤時間に無理なく毎日新しいフレーズを身に付けることができます。さらに、学んだ日常表現を忘れないように毎週金曜日は「復習コーナー」を取り入れています。週ごとにテーマを決めて日常表現をお送りしますので、様々な場面で通用する英表現を得られます。「ちりも積もれば山となる」互いにコツコツ頑張って、楽しく英語を習得していきましょう! http://hapaeikaiwa.com/mailmagazine/ ☆Podcast 配信☆ ロサンゼルスからお届け!ネイティブの自然な日常会話を楽しくリスニング。 https://itunes.apple.com/us/podcast/hapa-ying-hui-hua/id814040014 ☆YouTube(動画で英会話)☆ www.youtube.com/hapaeikaiwa ☆Twitter☆ http://www.twitter.com/hapaeikaiwa
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